2022年8月8日月曜日

三原~呉 2日間 2022/8/8 ひろしま美術館~やまとミュージアム

本日の予定は、午前にひろしま美術館で、午後に大和ミュージアムと鉄のくじら館。

広島で路面電車に乗ったことがなくて、美術館までの移動に停留所4つばかり乗ってみる。







ひろしま美術館の建物は森に囲まれた中にあって、中心にある円型の建物が常設の展示、それを取り囲む四角い回廊のようにある建物で企画展「新版画展」が開催されていた。企画展も見ごたえがあってけっこう時間を取ってしまった。常設の展示には、ゴーギャン、ピカノ、モディリアニ、ロートレック、モネなどの著名な作家の作品もあり、またフラッシュ無しであれば写真撮影も可能なので、気に入った作品をいくつか写真に収めた。

昼食を挟んで午後からの見物は、大和ミュージアムと鉄のくじら館。

大和ミュージアムは、10分の1スケールの大和の模型が最大の見所だが、太平洋戦争中の経緯や、戦後の呉の復興の歴史、海中に沈んだ大和の潜水調査などに加え、ゼロ戦や人間魚雷「回天」などの展示もあって、見学内容は満載だった。その分、鉄のくじら館には時間がなくなってしまい、早足で展示を抜けて潜水艦あきしおの中を見学するだけになった。潜望鏡で呉港に停泊中の艦船をのぞかせてくれる。潜水艦の中は写真撮影不可だったが、非常に狭く、これで何日も航海するのは心身ともに負担があるだろうなと感じた。

鉄のくじら館をでて、バスで広島駅へ移動。駅弁とお土産を買って、「夫婦あなごめし」を食べながら、帰りは「のぞみ」で一路大阪へ。



2022年8月7日日曜日

三原~呉 2日間 2022/8/7 瀬戸内海クルーズ~海上自衛隊


新大阪から三原まで新幹線「こだま」で移動2時間。時間はちょいとかかるが、事前予約もあって「のぞみ」よりは、一人当たり3,000円ほどお安い。


三原港から「観光船SeaSpica(http://setonaikaikisen.co.jp/simatabi/)」に乗って、瀬戸内海を広島港までクルーズする西向きコース。船の定員は70人乗りらしいが、本日の乗客は全部で18人。室内も甲板の椅子やソファも、ほとんど貸し切り状態だった。途中で大久野島と御手洗島に上陸し、呉では海上自衛隊の艦船を船上から見物できる。


最初の寄港地・大久野島は「うさぎの島」で知られており、700羽のうさぎが自生しているが、この日はあまりの暑さで、うさぎもベンチの下や木の陰に隠れていて、うじゃうじゃいる感じではなかったが、人間は餌をくれるものを心得ていて、向こうから寄ってくる。奈良の鹿や箕面の猿よりはずぅっと穏便だ。餌やりでもと思ったが、島内ではうさぎのエサは売っておらず、上陸前に買っておくんだったと反省し、他のお客さんが与えたキャベツを食べるところなどを見る。


次の寄港地は、大崎下島にある御手洗。風よけ、風待ちの港で、江戸時代から栄えた風情を残す。家々の表には一輪挿しの花が飾られていて、強い日差しにオレンジや白の花が美しい。菅原道真公が大宰府に流される途中に立ち寄ったそうで、筆塚や、汲んだ水で書き初めを行うと字が上手になるという菅公の井戸などがある。無料休憩所で、御手洗地区が属する豊町の大長みかんジュース200円が美味しかった。


クルーズ最後の観光は、呉の海上自衛隊基地。船上から停泊している掃海艇や、作業船、潜水艦などを見物できる。SeaSpicaが呉港を自衛隊艦船近くまで入っていくし、速度も落としてゆっくり進んでくれるので、艦船を何隻も見物できた。

今夜のお宿は「ネストホテル広島八丁堀(https://www.nesthotel.co.jp/hiroshima/)」。新しいホテルでビジネス向けか。部屋風呂には一応バスタブもあり、ベッドの枕元にUSBの充電口もACコンセントもある。ベッド2台を置くと精いっぱいだし、デスクも無い手狭な部屋なるも、最低限の設備はある。

チェックイン後に晩ごはん。せっかく広島なので牡蠣を食すべく、ホテル近くの繁華街にある「牡蠣ひよっこ商店 胡町店」で、牡蠣料理を満喫した