2017年2月18日土曜日

石垣島2泊3日 2017/2/18(土)

●2月18日(土)
3日目は最終日、帰りの飛行機は20時15分なので、それまでは終日フリータイム。

まずは朝ごはん。今日はパンにしてみる。飲み物は、にんじんジュースとマリヤミルク、バターとマンゴージャム、鯛カマの塩焼き、ベーコン、ハーブ入りポーク ソーセージ、ペンネのトマトソース、クブイリチー、ゴーヤチャンプル、シェフが目の前で焼いてくれるオムレツにケチャップをかけて。

今日のコースは、ホテルを出発してから石垣島を時計回りに周回してゴールは空港。まずは、
石垣島鍾乳洞に向かう。石垣島はサンゴ礁の島なので、地面に染み込 ん だ雨が地面を侵食して多数の鍾乳洞を形成している。見学できるコースは長さ600mぐらいあり、龍宮城を模したような建物から階段で地下へ降りる。昨年見た秋芳洞に比べると規模は石垣島のほうが小さいが、LEDのイルミネーションを施したり、水琴窟を作ってあったりで工夫している。ここでも中で記念撮影する場所がある。取ってすぐにwifiでプリンタ出力して販売するのも同じパターン。地上に出てきたところは休憩所兼食堂になっており、ツアーのサービスについてたサンピン茶とサーターアンダギーで休憩。おりしも夕立のような雨になったので、雨宿りにもちょうどよい。


次に目指すのは「琉球やいま村」、石垣の旧民家を集めた施設と聞いて、埃をかぶった民俗資料を見物するだけの場所かと思ったが、三線を体験できたり、ライブがあったり、リスザルとのふれあい場所があったり、マングローブを間近で見物できたりとなかなかに楽しめた。


昼食は川平湾まで移動して「川平公園茶屋」。カーナビを頼って進んだがお店のある道に入るところを見逃したらしく、川平湾の駐車場まで着いてしまった。仕方ないので混雑する駐車場にいったん車を置いて、歩いてお店まで行く。団体客で満席だった店内で待つこと20分ぐらいでやっと案内された。食べたものはパパイヤチャンプル、妻は豆腐チャンプル、長男はゴーヤチャンプル、次男はソーキそばで、いずれも800円、ソーキそば以外は、ご飯とミニサイズの八重山そばが付いてくる。パパイヤ炒めを堪能しました。食後は川平湾でグラスボート。西表島とはまた違った海底が見え、シャコガイの群生だの、ジャガイモサンゴだのを見物する。


次の目的地は、米原のヤエヤマヤシ群落。仲間川でマングローブ見物をした時の船長の説明で、通常のヤシの木は群生せず、群生地が見られるのは石垣島と西表島だけ、と言っていたので立ち寄ってみる。駐車場から徒歩5分ぐらいで到着。高さは20mにも及ぶそうだが、実は1.3cm程度とすこぶる小ぶりらしい。天然記念物に指定されている。その後は島を東に横断して、玉取崎展望台へ行く。石垣の海を楽しめるスポットだが、この日は曇り空でエメラルドグリーンの海とは いかなかったのは残念。

この時点で4時半、空港には6時ぐらいに着くつもりだったが時間にまだ余裕があるので、平久保崎灯台まで往復して島の最北端を見物することにした。到着した平久保崎はめちゃくちゃ強風で、灯台の前をぐるっと回るだけで退散する。ここでも空と海はグレー色だ。

あとは空港まで一直線である。 6時少し回ったところで空港到着、ガソリンを満タンにしてクルマを返し、石垣空港のフードコート「スカイカフェいしなぎ屋」でステーキ丼、970円。
クルマで の移動ばかりであまりお腹も空いていなかったので、軽く済ませる。帰りの飛行機までの時間は、最後のみやげもの購入。

その後に、空港の観望デッキで飛行機の離陸を見物。復路のJTA86便は予定より若干早く関西空港に到着、荷物を受け取ってバッグを開け、さっそくダウンジャケットを着込む。関空快速~環状線~学研 都市線と乗り継いで、最寄り駅到着は0時34分、無事に帰宅いたしました。

2017年2月17日金曜日

石垣島2泊3日 2017/2/17(金)

●2月17日(金)
旅の2日目は、石垣港から船に乗って、西表島~由布島~竹富島の三島めぐり。
8時出発なので、6時半から朝食。昨日の夜と違って団体さんでエラい混雑である。中華粥に腐乳、ピータン、梅干し、大根葉の漬物、温かいトマトのスープ、 シェフの焼き立てオムレツに野菜デミグラスソースかけ、島豆腐、かまぼこ天ぷら、ゴーヤチャンプル、にんじんシリシリ、ベーコンとインゲン炒め、ポークソーセージ、ハム、 クブイリチー、豆乳、さんぴん茶。

各ホテルをめぐる迎えのバスに乗って石垣港へ移動。島巡りを運行する旅行会社はいくつもあって、港のロビー内にずらりと受付が並んでいる。安栄観光のカウン ターでチケットを受け取って、乗船するのは「ぱいじま」という船。まずは西表島まで移動する。

西表島は大島港に到着、ここからはバスで島内を移動しつつ観光する。まずは、仲間川の河口まで行って、ここからボートで川を遡りつつでマングローブ見物。マングローブとは亜熱帯の汽水域に植生する木の総称で、西表島には、おひるぎ、やえやまひるぎ、まやぷしぎ等の6種類があるとかなんとかと言った説明を聞きながら上流へ。3隻ぐらいのグループになって進むのだが、途中で観光を終えた何隻ものボートとすれ違う。上陸して、サキシマスオウノキという根が板のようになった樹が目的地。仲間川は川と言いつつも高低差がほとんど泣く、河口から10kmほど遡ったこのあたりでも河口との水位差は50cmていどとか。そのため汽水域が上流までおよんでおり、広くマングローブが繁殖しているし、海の魚であるクロダイ、ボラ、アジ、エイなどが穫れるらしい。

再びボートに乗って河口まで戻り、2島目の由布島へ向かう。西表島に隣接しており水牛車に乗って浅瀬を渡る。潮の満ち干にもよるが干潮時には軽トラでも渡っていけるぐらい浅い海だ。我々の乗った水牛車は8人乗り、引っ張る水牛は5歳と若くパワー不足。もう少し大人の水牛だと15人乗りぐらいの大きいクルマを引っ張る。水牛の名前が次男と同じだったのに苦笑い。操縦者というか御者というか、担当の女性によるとヤル気のない性格だそうで、たしかに由布島に渡るまでに後か ら来た他の水牛車に3台抜かれていた。話の途中途中に、○○くんはやる気がない、ヤル気がないと連発されるので、次男は不満顔である。


島では、島内散策と昼ごはん。2月中旬なのにブーゲンビリアやハイビスカスなどの熱帯の花々が咲き乱れている。水牛の前で記念写真、撮影したデータは wifi で数メートル先のテントにあるプリンターに出力され、歩いているうちに紙のケースに入れられたのが出来上がる。印象が強いうちに見せられるのでつい買ってしまう。1,300円なり。 ビジターセンターで食事。団体客用にメニューは決まっていて、幕の内弁当が置いてある。あか米のご飯、モズクの汁物、天ぷら(紅芋、大葉、カボチャ、野菜の肉 昆布巻き)は肉味噌か塩で食べる。海ぶどう、ミミガーと蒲鉾とパパイヤの酢の物、ポークハム二種、蒲鉾、クブイリチー、ゴーヤチャンプル、オレンジ、ゼリー (シークワーサーと黒糖)。

食後は海岸の方に歩く、白い砂浜と透明度の高い澄んだ海がきれいだ。サンゴ礁で出来た島とあって、海岸はサンゴのかけらがたくさん落ちている。散策後は、「由布島茶屋」という店でアイスクリーム、西表黒糖と泡盛のダブルジェラート500円を食べる。 西表島に戻る水牛車は、往路より大人の水牛が引っ張るので15人乗り。運転手の男性はリーダーの方で、本来は気の荒い水牛が、水牛車をおとなしく引っ張れるよ うに教育するそうだ。幼いうちからずっと訓練を積んで、何度も西表島と由布島の間を往復し、けっして人間には角を向けないように躾けるらしい。水牛には絶対鞭 を振るわずに躾けるのが、ここ独特のやり方らしい。牛の英語はカウとバッファローがあるが、角が前を向いているのがカウ、それ以外がバッファローとの解説。 
西表島に戻って再びバスで港まで移動する。ガイド兼務のドライバーさんがイリオモテヤマネコの看板の前で、よく観光客が島で猫を見て、イリオモテヤマネコを見たというが夜行性の猫を昼間見ることはなく、そいつらは野良猫かどこかの家の飼い猫です、と解説。そんなことを喋っていても大丈夫なくらい、交通量は少ない。道路の両側には歩道も整備されているが歩いている人を見ることもない。 港までほぼ戻ってきたところにある、島で唯一の信号のある交差点の角には郵便局がある。沖縄らしい赤い琉球瓦で葺かれているのだが、軒先に〒のマークがある特注の瓦らしい。赤信号で停まってゆっくり確認できるようスピードを調整して走ってくれるのも、ドライバーの腕の見せどころだ。
港でグラスボートに乗る。20人ぐらい乗れる船で、魚の群れ、サンゴやイソギンチャクの影にカクレクマノミなどの小さな魚がよく見える。港近 くの浅瀬で30分ぐらいだが、フェリーや観光客を乗せた大型船が通るたびに、波で大きく揺れる。
その後は再びバスで移動して、竹富島の中心街を水牛車で見物する。水牛車が30分ぐらい、その後30分ぐらいのフリータイムがあるので歩いて周辺散策。港までバスで移動して、船で石垣島に戻って夕方5時ぐらい。三島巡りでスケジュールびっち りというか、効率よく回れるのはツアーコースのメリット。

晩ご飯は、これも地元の方に紹介してもらった居酒屋の「ひとし」と決めているのだが、さすがに5時ではまだ食事にも早いので、土産物屋をいくつか冷やかしてから店に入る。早い時間だから空いてると思ったが、人気店とあって予約で満席だった。たまたまスタートの遅い予約があったので、それまでの1.5時 間限定で食べる。刺身盛り合わせ二人前、天ぷらはオオタニワタリとアダン、ラフテー、フーチャンプル、イカ墨の炒飯、ビールはオリオンの生。家族四人で 8,500円。

ホテルまでゆるゆると歩いて戻ったところ、ちょうどロビーで「ゆいぐくるライブ」が始まる時刻だったので見物する。「ゆいぐくる」は「結心」の意味だそうな。三味線、三板(さんば)という三枚板のカスタネット、太鼓での演奏で4曲。最後は乗ったお客さんも参加してのカチャーシー。 風呂あがりに、ブルーシールのピスタチオアイスを食べて就寝。

2017年2月16日木曜日

石垣島2泊3日 2017/2/16(木)

朝の大阪の最低気温は2度、ダウンジャケットを着込んで関西空港まで行ったものの、石垣島でダウンを着るわけでもないので、空港で家族4人分のジャケットをバッグに詰め込んで、スーツケースと一緒に預ける。9時50分関空発のJTA83便は、石垣島まで2時間半の直行便。

石垣空港は愛称を「南ぬ島(ぱいぬしま)」。最高気温24度とあってさすがに暑い、空港ロビーの職員にも半袖姿が目立つ。荷物を回収して、まずは迎えのバンでトヨタレンタカーまで移動。借りたクルマは白のヴィッツだ。石垣島の道路は通行量も少なく、スピードを上げて飛ばすクルマもなくて、自分のような下手くそ運転手でも走るのが楽だ。



今日の昼ごはんは、ホテルまでの移動途中で「来夏世(くなつゆ)」にて。FB友経由で紹介してもらった地元の方お薦めの、八重山そばの店だ。メニューは八重山そばと、あか米のご飯、ジューシーの3種。そばとジューシーのセットを食べるつもりだったのだが、到着したのが1時40分と閉店時刻の間近とあって、あか米もジューシーも品切れ、八重山そばの大550円を食べる。

昼ごはんのあと、来夏世からすぐの日航ホテル八重山にチェックイン。2月の閑散期とあってホテル各所を工事中とは分かっていたが、正面玄関が閉じられていて、横手にある通用口みたいなところが入り口になっていた。ホテルの洋室だとエクストラベッドを入れても3人泊というところが多いのだが、日航ホテル八重山は4人まで可なので、家族で一部屋。ベッド4台が並んでいる。部屋はオートロックのカードキー方式なのだが、このキーが表も裏も真っ白で、見た目はただのプラスチックのカード。セキュリティ保持のために、部屋番号もホテルの名前も書かれていない。たしかにうっかり紛失して誰かが拾っても、ホテルのカードキーだとは気が付かないだろう。

今夜は石垣天文台の観望会を申し込んであるので、それまでの3時間弱は市街地までクルマで出て、ユーグレナモールという商店街で買い物と散策。その後ホテルに戻って、18時から夕食はホテルのバイキング。昼ごはんで食べ損ねたジューシー、ぐるくん唐揚げ、海老とマグロとイカの握り寿司、肉まん、シュウマイ、蒸し餃子、ミミガー酢の物、エビチリ、ゴーヤチャンプル、海鮮と生野菜が美味しい。

19時に迎えのタクシーがやってきて、天文台まで送ってもらう。夜になってさらに通行量が減ってることもあるのだが、運転手さんが70kmぐらいでめちゃくちゃ飛ばす。山道に入ると街灯もほとんどなく、分岐路になってるところに、「石垣天文台こちら」の看板があるぐらいで、これはレンタカーで初めて行くのは無理だと思った。

観望会は3部制で、第1部は室内のスクリーンで天文台から撮影した夜空のビデオを映しながら、男性の職員さんが解説。第2部はドームから望遠鏡を使って冬の 星 座や惑星を見る。こっちは女性の職員さんが解説。冬の夜空が澄んでいるのと、街から離れていて周囲に明かりがないので、実にたくさんの星が見える。全天88の星座のうち84までを見ることが出来、深夜3時ごろには南十字星も観測できるそうだ。これはなかなかののお薦め。第3部は3Dの映像で太陽系、銀河系のお話、これはちょっと眠たかった。終わって21時、天文台の外には迎えのタクシーが十数台待っている。帰り道もホテルまでビュンビュン。ホテルに戻って、入浴後就寝。