2021年11月6日土曜日

新潟3日間 2021/11/6 清津峡トンネル

観光三日目。

9時にホテルを出発して目指すは「川永農園」。農家さんがツアー客向けに直売する。漬物とおにぎりをいただいて、ご主人の娘さんが宝塚を受けたことがあるとかないとか、いう話を聞きながらあれこれお買い物。せっかくなので、普段は買わない1kg千円というお高めの「魚沼産コシヒカリ」を購入する。

次は赤城山西福寺というお寺。石川雲蝶の彫刻がすばらしいという触れ込みだった。10人ぐらいのグループに分かれてそれぞれに案内がついてお寺の中をめぐる。石川雲蝶は新潟のミケランジェロと呼ばれるそうで、たしかに本堂の天井・壁一面に彫り込まれた空海の物語の彫刻は、細かいところまで彫り込まれた緻密さに感心する。開山堂というお堂は外観だけの見学だったが、この彫り物も見事。


拝観のあとは「魚野の里」へ移動して、名物のへぎそば御膳の昼食。へぎそばの盛りが二枚。すり鉢でゴマをすってつけ汁に入れ、わさび、白ネギで食べる。布海苔を練り込んだ蕎麦は、ツルツルの食感。天ぷらはエビ、舞茸、ししとう、かぼちゃ。白いご飯に、漬物は、野沢菜、つく庵、梅干し、きゅうりのぬか漬け。山菜、鮭フレーク、なめこ。

次の観光地は「清津峡トンネル」。トンネル内に3ヶ所ある見晴らし所がインスタ映えスポット。1ヶ所目はタイムトンネルのような黒と白のストライプで、真ん中にあるのは外観が鏡張りのトイレ。2ヶ所目はオレンジの照明に照らされた繭の中のようなトンネル。最後はトンネル内に張られた水に、峡谷がV字型に反射し、そこに観光客のシルエットが重なる。

最後の観光ポイントは「美人林」。樹齢百年余りのブナ林が美しく美人林と呼ばれるとのこと。

観光を終えて上越妙高駅まで移動し、列車内で食べる晩ごはんに注文しておいた「鱈めし」を受け取って、北陸新幹線~サンダーバードと乗り継いで帰阪した。



2021年11月5日金曜日

新潟3日間 2021/11/5 弥彦山~弥彦公園もみじ谷

観光二日目。

ホテルの出発は8:00。レストランの朝食は7:00からなので、朝ごはんはちょっとせわしない。

本日の観光1ヶ所目は「椿寿荘」。越後の豪農・田巻家の7代・堅太郎が、1918年に建てた離れ屋敷であり、当時の日本三大名工の一人である、越中井波の宮大工・松井角平を棟梁にして、全国から銘木を集めて3年半の年月を費やして工事し、建物には釘を一本も使っていない、とパンフレットにある。

地元の方の説明を聞きながら、邸内と庭園を見て回る。透かし彫りにした欄間の菊が見事なのと、十一間あまりの廊下の庇を支える桁が無節の吉野杉ですごかった。あとは仏壇、こちらは横幅が2メートル以上あって、さすが金持ちの家の仏壇は違うわ、と思う。

観光2ヶ所目は、弥彦神社~弥彦山頂~弥彦公園のもみじ谷。神社ではちょうど菊の展覧会が開催されていて境内に○○賞と書いた立て札のついた菊が所狭しと並べられてあった。この神社のお参りは、通常の二礼二拍手一礼ではなく、より丁重に御神前を拝する心を表す作法として「二礼四拍手一礼」でお参りするそうな。


神社参拝のあとはロープウェイで弥彦山に上る。山頂のフードコートで昼ごはん。その後、リフトでバスが待つ駐車場まで降りて、弥彦山パノラマタワーから周囲を見渡す。ドーナツ状の座席が、360度回転しながらタワーを上り下りする構造なので、近くの山頂にある気象観測所や、遠くは佐渡ヶ島までが見渡せる。タワーからの見物の後は、再びリフトで山頂に戻り周辺散策。
 
バスで弥彦公園もみじ谷へ移動。今回のツアー内では、ここの紅葉がもっとも鮮やかだった。

 
もみじ園。少し暗くなっているもののライトアップには早い、という中途半端な時刻で、ちょっと残念な感じ。

 
ホテルに戻って、今日の晩ごはんは後半組なので、19:30まではホテル内の見物と部屋でゴロゴロする。



2021年11月4日木曜日

新潟3日間 2021/11/4 恋人岬~松雲山荘

今回のツアーは、コロナも落ち着きつつある中で、新潟県がバックアップするワクチン接種済み者限定企画。阪急トラピックスの案内で、添乗員付き、現地ではバスで紅葉がきれいな観光地を経巡る。

 

初日はほぼ移動だけ。大阪駅からサンダーバード、金沢で北陸新幹線「はくたか」に乗り換えて上越妙高駅まで。そこからは貸切バスに乗り換え、今日から三日間はすべ全てこのバスで移動する。座っていれば勝手に観光地につれてってくれるのは、なんとも便利だ。

最初の目的地は、恋人岬。どこかで見たようなアイデアだが、柵に鍵をつけるとカップルが幸せに結ばれるというやつで、鎖と錠前のついたハートがたくさんぶら下げられていた。


本日2つ目の観光は「松雲山荘」。柏崎ガス会社の創設者・飯塚謙三氏の旧居ということだが、まだ紅葉の盛りには、いま一歩だった。

宿泊は、越後中里温泉にある『エンゼルグランディア越後中里』。ゲレンデが目の前にあるスキー客向けのホテルなんだが、子供向けの施設が充実していて、口コミサイトでも子連れ旅にお薦めという投稿が多い。ここで連泊なので毎日荷造りやチェックアウトすることがないのは楽だ。食事は朝夜ともブッフェスタイル。晩ごはんは二交替の入れ替え制で、今日は17:30からと早い順番。逆に明日は19:30と遅めの夕食だ。



2021年3月28日日曜日

博多3日間 2021/3/28 福岡市美術館

3日めの目的は、福岡市美術館へ行って「金印」を見ることと、長男の住まいをチェックすることの2つ。

まずは美術館。福岡市立博物館も、たいがい立派な建物だったし、同じく市立の図書館もバカでかい建築だったが、美術館もなかなかの規模。これで入館料が大人200円という格安価格なので、福岡市ってめっちゃお金持ちなんやと感心する。

入口の外には、草間彌生さんのカボチャ。これ、伊勢に行ったときも鉄色のヤツをホテルで見たけど、あちこちで色んなバリエーションのが展示されている。いったい何個作ったんだろう。

まずは金印。「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」ってのは教科書で見たけど、現物はめっちゃ小さい。一辺が3cmもないサイズで108gあるそうだから玉子2個分ぐらい。実際に手に持ったらかなりずっしりするんだろうと思う。


館内は写真撮影禁止だが、一部の展示物だけは撮影OKの看板とともに設置されている。

長男の住まいは美術館からほど近いので、徒歩移動して落ち合い「丸万食堂」という居酒屋というか定食屋というかで昼ごはん。鍋物や刺し身もできるが、どれもめちゃ安。豚の生姜焼き定食が650円。住まいは今回も派遣会社が手配したレオパレスで、2階なんだが入り口は1階にあるという不思議な構造の建物だった。前回は、1m弱の高さのベッドの下が収納スペースになっていたのだが、今回はベッドがなくて布団を床に直敷きだった。


ともあれ無事に生存しているのは確認できたので、バスで博多駅へ移動。駅前ではお花を人の形に飾り付けた展示がある。説明看板を見ると、市内のあちこちで春先の花を飾っているようだ。

夕食は博多駅内の惣菜屋さんでサンドイッチとビールを買って、新幹線車中で食べながら帰阪する。