2024年4月30日火曜日

山口ゴールデンルート3日間の旅 2024/4/30

観光二日目は、まず関門トンネル。


バスで関門海峡を渡ってトンネル人道の入口までエレベーターで降り、福岡県の門司側から山口県の下関へと人道を歩くのだが、この人道は国道2号線にあたるので、トンネル入口には国道の標識も掲げられている。トンネルの両端には半月形のスタンプが置かれていて、両端でそれぞれのスタンプをパンフレットに押して丸く完成させて持参すると「関門TOPPA!記念証」をいただける。



トンネルの入口は門司側が地下60m、下関側が地下55mで、全長780m。門司から380m進んだ地点が福岡と山口の県境で、トンネルの床にも県境の線が描かれている。海底とあって、壁に昆布や魚の絵が描かれていたり、途中には門司と下関それぞれの入口から何メートル来たかが表示されている。

下関側のトンネル出口には海士ヶ瀬公園がある。長州藩が英・仏・欄・米の4カ国連合艦隊と戦った際の長州砲のレプリカや、壇ノ浦の戦いでの、源義経と平知盛の銅像が置かれている。

少しバス移動して、次の観光は赤間神宮参拝。壇ノ浦の戦で入水自殺した安徳天皇を祀っており、神社のとなりには御陵もある。神社は龍宮城を模したようなデザイン。


赤間神宮のあとは昼食タイムを兼ねた自由行動時間。唐戸市場カモンワーフいずれかで各自昼ごはんをとのことなので、市場の2階にある「唐戸食堂」で、うにいくら丼2,200円を食べる。


昼食後は山口県北西部まで移動して角島大橋を見物。角島までは渡らずに橋の上を往復して戻り、角島展望台側から写真を撮る。


本日の観光最後は、元乃隅神社。123基の赤い鳥居が海に向かって伸びる景観が、CNNが選んだ「日本の最も美しい場所31選」に取り上げられて以来、よく目にするようになった。鳥居の数と朱色の美しさは伏見稲荷神社の方が数段上だが、青い海と真っ赤な鳥居のコントラストが美しい。この鳥居は海側が入口なので、正式ルートで参拝するにはいったん海岸まで降りて、その後に鳥居をくぐって階段を登っていくことになる。参道の一番上にある大鳥居には、上に賽銭箱が設置されていて、日本で最も入れづらいお賽銭箱になっている。


2024年4月29日月曜日

山口ゴールデンルート3日間の旅 2024/4/29

ゴールデンウィークの旅行は、新大阪8:41発のぞみ3号→広島10:10発こだま841号→新岩国10:24着の新幹線移動。広島で乗り換えたこだまは、ボディの断面が丸い500系だった。

最初の目的地は錦帯橋。ザァザァ降りではないものの旅行の初日は終日雨で、傘を差しつつ五連太鼓橋の錦帯橋を渡って吉香公園へ。なぜかソフトクリームのお店が多く、それぞれ30種類ぐらいが店頭に並んでいた。公園は岩国藩主・吉川家の居館を整備しており、吉川広嘉、吉川広家らの銅像もある。また、錦帯橋のかかる錦川では鵜飼が行われるそうで、公園内にはウミウの飼育舎が設けられていた。鵜飼は川でやるからカワウだと思っていたら、ほぼウミウを捕らえてきて飼育し、鵜飼に使ってるそうな。


公園散策の後は錦帯橋を戻ってきて河原に降りて、下から橋の裏側を眺める。非常に複雑に組み合わされた木組みの造形は、石でアーチ状に作る西洋の橋とは違った幾何学的な美しさがある。


次の観光は防府天満宮。創建は904年、全国に1万2千社ある天満宮の中で一番早く、日本で最も古い天満宮というのがふれこみ。昨今のSNS映えの流れに沿って、参道の階段に植木鉢を並べて「幸せます」という言葉を描き出している。「幸せます」は、 「幸いです」 「うれしく思います」 「ありがたいです」 などの意味で使用される山口の方言


本日最後の観光は、瑠璃光寺。曹洞宗のお寺で、周囲の山々を借景にした庭が美しい。国宝の五重塔は2026年春までかけて檜皮葺の葺き替え工事中で、全体を覆われている。夜にはここにプロジェクションマッピングで映像が投影されるらしい。

夜は山口市まで戻って、ルートイン湯田温泉にて宿泊。

3日間のおおよそのルートを、事前にGoogle Mapに登録しておいたルートで見ると、こんな感じ→https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1Wsoy7dwg_UFiTovypaQwBWAsAt6fucA&usp=sharing