2019年3月5日火曜日

台北4日間 2018/3/5 永康街~行天宮~淡水

台北観光の一日目は午後からスタート。まずは永康街でのB級グルメ巡り。

その1は「天津葱抓餅」にて葱餅、ハム玉子入りが45元。餅という名前だが感覚的にはクレープの方が近いかも。おたまで鉄板に生地を流して具材を乗せて焼き、ソースを塗って折りたたみ、袋に入れて渡してくれる。
 
その2は、タピオカミルクティー。「天津葱抓餅」から目と鼻の先にある「50嵐」という店。ジャンボタピオカミルクティーを注文する。「注文する」といっても日本語表記のあるメニューで指差して、甘さのレベルと氷のあるなしを指定し、指で4とか示すだけなので中国語はもちろん英語も必要ない。プラスチックのカップになみなみと注ぎ、店の奥にある機械でフタ代わりに上面をシーリングし、太いストローとともに渡してくれる。シールが分厚くてストローを刺すのに意外と力が要る。大粒のタピオカは黒蜜が効いていて、ミルクティーも甘々。Mサイズにしたものの量が多くて、なかなか飲みきれない。


約30分の永康街散策の後は「行天宮」へ。三国志の英雄・関羽が祀られているそうな。そろばんを発明したのが関羽だということで、商売繁盛の神様ということになっているらしい。関羽というと戦の豪傑というイメージだったが、そろばんとは意外な取り合わせだった。王さんからお参りの手順を聞いたあと列に並ぶと、長い線香を持った方々がお祓いをしてくれる。ボランティアなので無料。住所、氏名、生年月日とお願いを心のなかで唱える。神様に向かって正対せず横向きに並ぶのだが、鞄は反対側に持つのが礼儀なんだそうだ。

 
行天宮の後は地下街にある占い横丁まで徒歩移動。占いのブースが並んでいて、どこも日本語でOKの看板や、訪れた芸能人の写真がずらり。同行のY氏夫妻がお子さんのことを占ってもらっている間しばし通路のベンチで待機。その間にも占い希望の観光客が次々と訪れてくる。基本は四柱推命なので生年月日さえわかれば本人がいなくても占いはできる。生まれた時刻まで分かっていれば、なお正確に占えるそうな。占い1件で500元なので2,000円ぐらい、これぐらいなら気軽に相談できるというもの。


占い横丁の次は淡水老街へ移動して散策。中国語では老街、英語ではOld Streetという呼び名は、この後も各地で見かけたので、古い街並みを表す普通名詞らしい。ごちゃごちゃ感は大阪だと天王寺か東梅田の感じか。途中で行列の出来てる店を発見、チーズケーキというかカステラというか、蒸しパンのでかいのというか。ほんわりと玉子と砂糖の香りがただよってくる。ちょっと味見かもと思わんでもなかったが、なにせデカいし、このあとはすぐに晩ごはんなので見送り。後日に調べてみると「源味本舗」のオリジナルケーキで、最近の淡水おすすめグルメらしい。老街散策後は、漁人碼頭(ぎょにんまとう、Tamsui Fisherman's Warf)と情人橋(じようにんばし、Lover's Beidge)へ。めっちゃ強風でひたすら寒い。


再び老街に戻って晩ごはん。階段を上がった高台にある『淡水紅樓(たんすいほんろう)、The Red Castle』にて台湾料理。メニューは空芯菜の炒めもの、白身魚の揚げたのをパプリカと炒めたもの、スペアリブ煮物、春雨をいこんだ厚揚げ煮物、魚団子のスープ、黒玉子は香辛料で煮込んだ玉子で箱根のとはぜんぜん別物、芋餅はきな粉をかけたデザート、魚のすり身を絞り出して揚げたのはカッパえびせんみたいな味。青菜の炒めものは、ここの空芯菜以外にもいくつか食べたがどれも美味しかった。中華料理の火の通し方の上手さに感心する。

台湾初日の観光はこれにて終了。ホテルまで送ってもらい、今日から3泊する「シーザーメトロ台北」にチェックインする。Caesar Metro Taipei(凱達大飯店 台北)台北市萬華区舟孟舟甲大通167号。ホテルの記録はこちらへ。

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