2019年3月7日木曜日

台北4日間 2018/3/7 故宮博物館~中正記念堂~饒河街観光夜市

観光3日目は、忠烈祠(ちゅうれつし)の衛兵交代式見学の予定だったが、出発に手間取って開始時刻に間にあわず。交代後の衛兵さんを隣りに写真を撮っただけでここはお開き、後ほど中正紀念堂の交代式を見物することに。衛兵の交代式は忠烈祠、中正紀念堂、国父紀念館の三ヶ所で行われている。憲兵隊と陸海空軍の合わせて4つが半年ごとに担当を交代するそうな。今回はたまたま忠烈祠を見られなかったので中正紀念堂に行ったが、ほとんどのツアー客は一ヶ所しか見物しないだろうから、これもまたラッキーかも。


衛兵交代を後回しにしたので、先に故宮博物院へ向かう。王さんがチケットを買っている間しばし待機。電光掲示板に今の入場者数が2,275人と表示されている、台北って電光掲示板好きだな、町中でもバス停とかあちこちで使ってる。レシーバーとヘッドホンを受け取って、王さんがトランシーバーでしゃべる説明を聞きながら中国四千年の歴史をたどる。


ランチタイムになったので、いったん博物館を出る。手の甲にスタンプを押してもらってこれで再入場が可能。スタンプの形は、生贄に捧げる人の頭を入れる三脚の器。神様の方から見ると内側の文字が見えて、人間の方から見ると内側には何も書かれていない。



故宮博物院内の『故宮晶華(こきゅうしょうか)』へ移動。

前菜3種は、アスパラとエビ、杏子・梅・かぼちゃタ(?)の甘煮、骨付き鶏もも肉の煮物に焼豚のスライス。


エビ、ホタテに豆腐のとろみスープ。


故宮博物館の名物「翡翠の白菜」を象った白菜の煮物。切り開いたあとは、レンゲに敷いてあるホタテ餡をかけて食べる。


エビとアスパラとパプリカの炒めもの。


春巻き二種は、手前が春雨やミンチ肉の普通の春雨、奥はパイナップルとエビに甘いクリームを巻いてアーモンドをまぶして揚げたデザート風の春巻き。辛子、XO醤、赤酢、醤油などをつけて食す。


角煮は、これも故宮博物館の名物「肉形石」を象ったもの。下はたぶん冬瓜の皮に近い緑色の濃い部分を煮たものだと思う。翡翠の白菜も肉形石も前者は対中の博物館へ、後者はオーストラリアの博物館へ貸出中なので、その代わりに。


チャーハンは、玉子の白身だけ使っている。トッピングはホタテをほぐして揚げたもの。


デザートは季節のフルーツ4種、スイカ、パイナップル、ぶどう、グァバ。グァバはけっこう硬い。


羊羹とココナツまぶしの餡巻きは甘さ控えめ。

午後の故宮博物館は自由散策、午前中にメインどころを見学したので、それ以外を見て回る。中正紀念堂の衛兵交代は午後3時からなので、これに合わせて移動。静まり返った堂内に衛兵の歩く靴音と、銃把で床を突くドンっという音が響き渡る。動画はこちら(YouTube)
 

ここでの写真撮影は、王さんおすすめの構図でスマホのフロントカメラで天井をバックに自撮りモード。なるほどね。

この日のお茶は「竹里館」で。お茶は5種類から選べる。



夜は饒河街観光夜市(じょうかがいかんこうよいち)でB級グルメを堪能。注文・支払いはすべて王さんがやってくれるので、お買い物は至極簡単。まずは「福州世祖」の胡椒餅、一個55元。肉餡を詰めた包子を窯の内側に貼り付けて焼く、ナンと同じ調理方法。その名の通り胡椒がピリリと効いていて、焼き立てで皮はパリパリの熱々。かじると胡椒の効いた肉汁たっぷりで美味い。


二つ目はイノシシ肉を使ったソーセージ20元、見た目はサラミのようだが甘い。

最後に牛肉麺、これは屋台ではなく「歯牛香牛肉麺」というお店で。ガイドの王さんお薦めの紅焼牛肉麺 120元と半肉半筋麺 150元を家族4人でシェア。幅広でコシの強い麺に胡椒を効かせた醤油ベースのスープ。麺は見た目はうどんだが、歯ごたえは沖縄すばに近い気がする。

牛肉麺の後は饒河街夜市を端まで見物。お祭りの夜店が常設で並んでいる雰囲気で、フルーツを売る屋台も目につくのは南国なのだなと思わせる。入口まで戻って集合場所のファミマへ。同行のY氏ご夫妻は、胡椒餅のあと早々にファミマに移動して、コーヒータイムを楽しまれたそうだ。たしかに昼をたっぷりのコース料理で満腹になったところに夕刻5時ぐらいからの夜市見物なので、お腹はそんなに空かない。ホテルに戻って入浴&就寝。

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